地鎮祭とは?マナーや服装、費用など気になるあれこれをまとめました
夢のマイホーム建設の最初のステップとして登場するのが地鎮祭。
おそらく多くの人にとって初めての経験でわからないことだらけではないでしょうか。
筆者の私たち家族も、初めて家を建てることになり何もわからないまま地鎮祭を執り行う予定だけが組まれていきました。
そんな地鎮祭についてご紹介いたします。
地鎮祭について
地鎮祭って何?
地鎮祭
地鎮祭とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る。これには神式と仏式がある。一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。
出典:wikipedia(地鎮祭)
つまり、「この土地にマイホームを建てさせていただきます! 無事に事故なく家が建ちますように!」と土地の神様にお祈りを捧げる儀式ということですね。
最近では地鎮祭はやらないこともある?
調べていくと最近では地鎮祭を省くケースも多々あるようです。地鎮祭を省く理由としては、主に以下の理由が見受けられます。
- 費用の削減
- 信仰上の理由
- 風習がない
など、理由は各々様々ですね。
「必ず行わなければ家は建たない」というわけではないので、これはもう好き好きだと思いますが、我が家の場合は地鎮祭に関してはやらない選択肢はありませんでした。
我が家が地鎮祭を行った理由
特に信仰深いわけではないのですが何かあったら神頼みするタイプ(笑)厄払いなんかもきちんと行いたいタイプです。
なので当たり前に「土地の神様にお祈りしたい!」と思いました。
金銭的なことに関してですが我が家の場合初穂料以外は工務店が全て用意してくれました。金銭的な負担があまりなかった点からも地鎮祭をやらない選択肢はありませんでした。
そして、一番大きな理由は
マイホーム建築において、全ての工程を楽しみにしていた
からです。もちろん地鎮祭もその工程のひとつです。
おそらく一生に一回のマイホームの建築です。ひとつひとつの工程が大事な経験です。また、子どもたちにも「こうして手順を踏んで家を建てた」ということを見せたかったので、地鎮祭も迷わず執り行いました。
地鎮祭のマナーについて
服装について
(次女)幼稚園を早退してきたので制服です。
両サイドは地鎮祭に来てくれた私の両親です。
そこまで神経質にキチンとした格好で!と思わなくてよいと思います。
そもそも地鎮祭を執り行うときは、まだ土地は更地の状態のはずなので足元は土や草や砂であることが普通です。そのため女性の場合はヒールなど履いていくと歩きづらいと思います。
男性も女性も、イメージではオフィスカジュアル程度のお洋服が無難だと思います!お子様は普段着で問題ありません。
地鎮祭の日はどうやって決めるの?
地鎮祭は家族だけで行うわけではなく、工務店のスタッフや神主さんにも来てもらいます。
そのため、全員の都合が合う日、かつ縁起の良い日を選びましょう。
初穂料について
我が家の場合は、施主が用意するものは初穂料(神主さんへの謝礼)のみでした。
いざ地鎮祭!
お供え物
一般的には7種類のお供え物が用意されます。
- 尾頭付きの鯛
- お米1合
- お水
- 塩(後でお清めに使用)
- 野菜
- 果物
- 清酒
地鎮祭の流れ
お祓い・玉串法典
神主さんが進めてくださいます。土地の神様を呼び出し祈りを捧げる、というようなことが執り行われました。
玉串法典では、1人ずつ2礼2拍手1礼で参拝します。
娘たちはママと一緒にお参りしました。
土地の四隅をお清め
土地の4隅をお清めしていきます。
まずは神主さんがお祓いをしてくださいます。
そして続いて、パパが清め酒を・私が清めの塩を撒きます。
御神酒をいただきます
最後に御神酒を頂き終了となりました。
記念撮影
地鎮祭含むマイホーム建設はおそらく一生に一回の人が多いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
我が家は1mmたりとも「地鎮祭しなければよかった」とは思ったことありません!むしろ大事な工程のひとつとして「してよかった」と思っています。
地鎮祭はマイホームのオプションと違って「すればよかった」と思ってもあとから出来るものではありません。もちろんしなくても家は建てられますので必ずというものではありませんが、個人的には良い記念と願掛けになる地鎮祭は執り行うことをおススメします♪